想い


空に願いを・・・
風に祈りを・・・

空っぽの心にひとつだけ
心臓の隣で蹲っている
深い深い想い

忘れられない
深い深い想い出

時の流れに逆らって
過去にばかりこだわって
目を臥せ、耳を塞ぎ
差し伸べられた光さえも振り払い
銃弾さえ通さない
硬い殻に閉じこもっている

空に願いを・・・
風に祈りを・・・

私は誰でもない
家族を忘れ、故郷を忘れ
自分自身さえ忘れてしまっても
決して壊れない
深い深い想い

忘れられない
深い深い想い出

炎の中で焼かれ 肉体が滅び、灰になっても
骨を砕かれ、この身が砂になっても
それでもなお魂が泣いている
救われない心だけが彷徨っている

空に願いを・・・
風に祈りを・・・

私のかけらが空を舞い風に流され
そして地上に降り注いだとき
そこに根を張り、名もない小さな花を咲かせ
私の想いはいつまでもいつまでも生き続けるだろう・・・
終わることのない
深い深い想い

忘れられない
深い深い想い出

 

 

 

  「〜月夜の森〜亭」
♪想い